Bリーグ強豪の千葉ジェッツはホーム初戦で連勝し、3シーズンぶりの日本一に向けて好スタートを切った。ホームの千葉県・船橋市の船橋アリーナは今季最後のホームアリーナとなり、来春に8kmほど離れた場所にある新アリーナに移る。船橋アリーナは最寄りの船橋日大前駅から徒歩10分ほどかかり、住宅街も通ることから場所がわかりにくいとの声が出ていた。こうした声を受け千葉ジェッツのファンで地元民の勝倉徹さんは試合の度にルート上に40本ののぼりを取り付け、アリーナまでの道のりを分かりやすくしている。のぼりは千葉ジェッツから提供されていて、のぼりの取り付けは元々今年2月に亡くなった父の宏さんが8年前に思いついてから行っていた。徹さんも休みの日に手伝うようになり、入口付近は斜めに取り付けてアーチ状にするなどファンを楽しませたいという思いが感じられる。選手やチームスタッフからも感謝の声があがっている。