2023年7月、特命チームは消費者に広く呼びかけ餃子を上手く焼けなかったフライパンを全国から集めた。早速、検証が始まり、フライパンの表面を拡大するとコーティングが剥がれていることが分かった。集まったフライパンは使い込まれたものが大半で、中には15年以上使われたものもあった。劣化したフライパンでもきれいな羽根つき餃子を食べてほしいと思い、試行錯誤が始まった。水・でんぷん・油など、材料の配合を変え、実験を繰り返した。今年1月、この日に焼いた餃子の羽根は上手くできなかったが、無事に剥がすことができた。理不尽とも思える消費者の声を正面から受け止め、さらなる高みを目指す。