シカゴ大学のルイス・マルティネス教授は衛星画像から見える夜間照明の強さを分析することでGDPを推計している。夜間照明が強いところでは街が発展し経済が成長している。これらの経済活動を光の強さと密度によって数値化し計算している。アメリカや日本などでは政府発表の値と衛星画像から推計した値にほとんど差がないが、中国はその差が大きくなっていた。平均でその差は3%程度で、マルティネス教授は「統計上経済的な成功を示すことこそが政権を正当化する上で非常に重要になっている」などと指摘した。
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