北本トマトは埼玉県北本市の特産品で、地元の直売所でしか扱われていない。埼玉県北本市の加藤トマト園は約300平方メートルでトマトを年間50t出荷している。北本トマトは北本市で栽培されるトマトの総称で、加藤トマト園では15品種のミニトマトを中心に約30種類のトマトを栽培している。プチぷよは皮が薄く柔らかい品種である。ミドリちゃんは緑色のまま完熟する品種である。北本市でのトマト栽培は大正14年から始まっており、アメリカにトマトの種を輸出するために始め昭和時代にそれまで捨てていた実が勿体ないとしてトマトピューレを作ったり東京にトマトを輸出したりしていた。加藤トマト園の加藤さんは北本トマトを広めるため、北本トマトカレーを考案した。ルー・ライス・トッピングにトマトを使用している。レトルトの「北本トマトカレー」や北本トマトを使った加工品が複数ある。北本トマトの収穫は7月まで続いている。