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「北海道教育大学 札幌校」 のテレビ露出情報

札幌市のロートルズは平均年齢73歳で週1回市内の小学校の体育館で練習していて、98歳の在間弘さんは日本バスケットボール協会に登録された国内最高齢の選手。得意技はフリースローでBリーグのレバンガ北海道の公式戦を前に行われたセレモニーで腕前を披露した事もある。在間さんがバスケットボールに出会ったのは12歳の時で競技経験のある恩師に進められたのがキッカケだった。長年中学校や高校の教員としてバスケットボール部の顧問を務め、チームを全国大会に導くなどしてきたという。86年に及ぶ競技人生を続けている理由は、昭和16年札幌師範学校2年生の時に太平洋戦争が勃発しアメリカが発祥のバスケットボールは適性スポーツと見なされ全ての対外試合が禁止。在間さんは「校舎の中でシュート練習したりしていたが、試合は全くないからだんだん厳しくなって銃剣術の方に方向転換させられるような状態だった」と話している。
昭和20年4月仙台にあった陸軍予備士官学校に送られ小校になる為の訓練を受けた在間さんは戦地に送られようとした矢先に終戦を迎えたという。この日、在間さんが見せたいと案内してくれたのは母校の札幌師範学校で今の北海道教育大学札幌校の同窓会館だった。戦時中在間さんが制作し大切に保管してきた学生時代のアルバムは自分が居なくなった後も仲間達との記憶を残したいと今から約5年前に寄贈したという。アルバムの最後には出生する在間さんに向けて仲間達から寄せられたメッセージが記されていた。仲間達は戦地に送られる前に終戦を迎え、在間さんは「不幸な時代に巡り合ったし、やっぱり平和っていうのはありがたい。今のウクライナのニュースを見ていると当時を思い出す」など今でも平和の尊さを強く感じている。明日夏の甲子園を開幕するが、在間さんは今の高校生達にもプレーできる平和に感謝して全力を出して欲しいと話していたという。

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