ミャンマー中部で大地震が発生してからきょうで1週間。東京都内では国際NGOが被害について報告し寄付などの支援を呼びかけた。報告会は、人道支援を行う国際NGOが東京・千代田区で行い、3つのNGOが住宅のほかに学校や医療機関など多くのインフラが被害を受け屋外で生活をせざるをえない過酷な現状が伝えられた。空港近くの広場の写真では、屋外で避難を強いられている様子が分かる。この地域では道路や住宅が被害を受けていて、支援物資が行き届かない状況が報告された。被災した住民ががれきが散乱している様子を撮影した動画も紹介され、「女性はすべてが一瞬で崩れ去り復旧の見込みも立っていない。食事を作ることもできず寝不足の状態」と窮状を訴えた。このほか現地は40度を超える猛暑で、感染症の流行が懸念されることや安全な飲料水や調理が不要な缶詰のような食料の支援物資が求められていることなどが報告された。ジャパンプラットフォーム・樋口博昭部長は「人々が家を追われて、外泊する状況が続いている。医療、給水、食料配布は本当に必須の状況」と語った。