インフラの点検や災害現場での活用が期待されているドローンの最新技術を紹介する展示会がきょうから千葉市で始まった。幕張メッセで始まったドローンの展示会には280余りの企業や団体が出展している。千葉市のベンチャー企業が開発した直径約20cmの小型ドローンは配管の中や屋根裏など、人が入りづらい場所を点検することができる。今年1月に埼玉・八潮市で発生した大規模な道路陥没の際には下水道管の中を飛行し、転落したトラックの運転席部分を見つけた。また、名古屋市のベンチャー企業のドローンは潜水用の機体との一体型となっていて、水の上に着水して移動した後、潜水用の機体を切り離して水中を撮影することができる。停泊中の船の底を点検したり、水産物の養殖場で水中を観察したりする際に活用できるとしている。展示会はあさってまで開かれている。
住所: 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1
URL: http://www.m-messe.co.jp/
URL: http://www.m-messe.co.jp/