きょう、青森みちのく銀行・岩手銀行・秋田銀行の3行が経営統合に向けた検討を進めていくと明らかにした。3つの県の最大の地方銀行による経営統合が実現すれば初めての事例になると見られ、連結総資産13兆円を超える東北地方最大の地銀グループになる。人口減少や事業所減少など、経営環境が厳しさを増す中での今回の動き。再来年4月の経営統合を目指すとしている。3行はそれぞれの県で最大の地方銀行。地方銀行の総資産ランキングではトップ10に迫り、東北 銀行では最大の地銀グループが誕生することになる。地銀再編の動きは今年に入って加速している。合併したのは長野県の八十二銀行+長野銀行など。 千葉県では千葉銀行と千葉興業銀行が経営統合することで最終合意した他、いよぎんHDと愛媛銀行が経営統合に向けて協議していくことで基本合意している。さらに群馬県の群馬銀行と新潟県の第四北越FGが経営統合することで最終的に合意しているなど、県境を越えた再編の動きもある。こうした動きが加速する背景にあるのが人口減少に加え、日銀が段階的に進めてる利上げによって競争が激化していること。更にメガバンクやネット銀行のインターネットバンキングで預金が他校の流出するケースも増えている。青森みちのく銀行の石川啓太郎頭取は、人口減少がボディーブローのように今後経営に効いてくることは間違いない、地域を支えていくためにどういう経営形態があるべきかというところが今回の経営統合の検討に着手する大きなきっかけなどと述べていた。きょう午前、片山金融相は、金融庁としては合併・経営統合に限らず地銀による経営改革に向けた取り組みを促していく、などと述べた。
