今回のテーマは「次代につなぐ、蔦重編」。蔦屋重三郎は黄表紙など数多くの作品をプロデュースしてきた。耕書堂には多くの絵師らが集まり文化を発信してきた。そしてこの場で次代に才能を開花支える逸材たちがいた。のちの曲亭馬琴である滝沢瑣吉は「南聰里見八犬伝」を28年の歳月をかけて取り組んだ作品。のちの葛飾北斎である勝川春朗は役者絵などを手掛け「富嶽三十六景」などを描いてきた。のちの十返舎一九である重田貞一は数々の作品を耕書堂で手掛けてきた。
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