福岡の地元情報誌に非とんこつ特集が組まれ、食べログで掲載された福化で開店1年以内のラーメン店の約6割が非とんこつの店である。専門家は10年ほど前までは9割以上がとんこつであり、福岡で異常事態が起きていると話している。非とんこつ店が増えた背景には、福岡には何十年もの歴史のある老舗とんこつラーメン店が多数ありライバル店の多さや、福岡県民はこの店に行くと決めている地元民が多く新規の店に乗り換える可能性も低いため、歴史が浅い非とんこつに勝算があると考えて出店している店も多い。また老舗とんこつラーメン店は家賃不要の家族経営であることが多く格安で販売する店もある一方で、新規出店の場合にとんこつラーメンは他のラーメン以上に作るのにコストや手間がかかる為、同じ価格帯での販売がほぼ不可能だと紹介。函館では北海道出身の店主が福岡で食べたとんこつラーメンに衝撃を受けて、塩ラーメンが主流の函館で数量限定でとんこつラーメンの販売を開始した所予想外の人気ぶりになったという。