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「原発性局所多汗症」 のテレビ露出情報

原発性局所多汗症は、手のひらや脇の下などからたくさんの汗がでる。森柾貴さんは小学生の時から原発性局所多汗症に悩んできた。ノートや紙の資料が濡れるなど様々な場面で困ることに加え、仕事にも支障が出ている。視線を浴びているような環境にいるとどうしても緊張で汗が出てしまうという。2020年のアンケート調査では、多汗の症状に悩む人がおよそ10人に一人いるという結果が出ている。一方、そのうち医師に相談したことがある人は4.6%。3年前保険適用となった塗り薬が発売され、現在では3種類に増えている。森柾貴さんは脇の汗を抑える塗り薬を使ったところ、効果を実感しているという。一方これらの薬には副作用もある。汗がでるのは自律神経の働きによるもので、薬はこの働きを妨げる。涙や唾液などを出す働きにも影響することで目や口が乾く副作用が起こる可能性がある。今年3月室田浩之教授らの研究チームは、発汗制御につながる研究を発表した。鍵を握るのはベータイオノンと呼ばれる物質で、ベータイオノンが発汗に影響する仕組みは自律神経の働きとは異なるため、新たな治療につながる可能性がある。

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