台風26号は、午前9時に沖縄の与那国島付近の海上で温帯低気圧に変わった。一昨日の降り始めから今日午前11時までに降った雨の量は、久米島で356mmなどとなっている。今後の見通しは、台風から変わった温帯低気圧は明日にかけてやや発達しながら沖縄本島付近を通過予定。明日にかけて大気の非常に不安定な状態が続き、今夜遅くにかけては沖縄本島地方と奄美地方で1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る恐れがある。明日昼までの24時間に降る量は、沖縄本島地方と奄美地方の多いところで180mmと予想。また沖縄本島地方と先島諸島では、非常に強い風が吹き海上は大しけが続く見込み。土砂災害や高波に警戒するとともに、低い土地の浸水、川の増水、強風に十分注意が必要。
