スティーヴェンさんは若者の多くが子どもの居る将来を描いているが、子供を持つタイミングを決められない・パートナーがいない人が多い印象を受けると振り返った。出生率は先進国ではおおむね2.07ほどの数字となっている。エチオピアでは4.16ながら出生率自体が大きく下落しているという。山口さんは経済が発展すると子供を持つよりも1人の子供にお金と時間をかけようと考えるようになることや、子供を育てることがキャリアを犠牲にしてしまうことで出生率が下がってしまうのではないかと言及している。子供を持つか否かは個人の選択となっているが、スタジオでは子供が嫌いな訳では無いが自分の生活で精一杯担ってしまっているとの声も聞かれた。日本の少子化に注目してみると、出生数は下落し続け、2022年には77万759人となっている。合計特殊出生率も過去最低の1.26まで下落している。一方で、細坂さんは労働力についてはAIによって様々な仕事を代替していくとみられるが、絶対的に人間の手が必要な産婦人科や医療は心配だと言及している。牛窪さんも夫婦の7割が共働きとなる中、他の社員が産休・育休を取っていることで産休や育休の取得を待つ人も増加してしまっていると紹介した。