名目GDPで、日本は来年、世界6位に転落する見込みとなっている。日本は1968年、高度経済成長の中で川端康成が日本人初のノーベル文学賞を受賞。この時期には「東洋の奇跡」と呼ばれるほどの経済成長を遂げ、GDPは世界2位となった。また、カラーテレビ・クーラー・自家用車が普及した。その後、1980年代後半からバブル期に突入。しかし、バブル崩壊後は経済の低迷が続き、「失われた30年」と呼ばれる時代を迎えた。2010年には中国に抜かれ、42年ぶりに世界3位へ後退。この年にはJALが経営破綻し、牛丼の値下げ競争がデフレ時代の象徴となった。さらに2023年にはドイツに抜かれ、世界4位に後退。円安などにより、ドル換算したGDPが目減りしたことが要因の一つとなった。そして来年は、インドやイギリスが日本を上回る経済成長を続けると見込まれていることに加え、ドル建てで見た日本の名目GDPが伸び悩むことなどから、世界6位に順位を落とす見通しとなっている。
