中選挙区制への回帰について、自民党と日本維新の会の連率合意書でも触れられていた。1993年まで導入されていた中選挙区制では、同じ政党の候補者が同じ選挙区で争うケースもあった。80年の群馬3区のポスター掲示板には、福田赳夫氏・中曽根康弘氏・小渕恵三氏という総理大臣のポストを経験する実力議員がしのぎを削っていた。同じ選挙区で勝ち抜くため、各候補は派閥の支援を必要として自民党内で「派閥政治」を生み出した原因とも言われた。そうしたなかで国民民主党が提案したのは、小選挙区比例代表並立制から中選挙区にし、さらに有権者が複数の候補者に投票する連記制とするもの。
