機器に不具合が見つかったボーイングの新型宇宙船が、無人で国際宇宙ステーションから切り離され地球に向けて出発した。航空大手「ボーイング」が開発し今年6月に打ち上げられた宇宙船「スターライナー」は日本時間のけさ、ISS=国際宇宙ステーションから切り離され地球に向かった。午後にも到着する予定。当初は1週間ほどで地球に帰還する予定だったが、推進装置の不具合などが見つかったためおよそ3カ月間ISSにとどまり、無人で地球に戻ることになった。宇宙飛行士2人はISSに滞在し、来年2月に別の宇宙船で帰還する予定。