国連の安全保障理事会は16日、パレスチナ自治区ガザの人道危機を回避するため、イスラエルとハマスに停戦を要請するロシアが提出した決議案を否決した。ロシアの決議案は双方に人道的停戦を呼び掛けるも、ハマスを名指しで非難していない。一方、ブラジルが提出した決議案は「停戦」の代わりに人道支援を行うための軍事作戦の「中断」を求めている。ブラジルの決議案は追加審議のため、安保理での採決は日本時間あす午前に延期された。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.