「森は海の恋人」をキャッチフレーズに海の環境を守るため植樹活動に取り組み、4月に81歳でなくなった気仙沼市の畠山重篤さんに対し、市は名誉市民の称号を贈ることを決めた。東日本大震災の津波で母親を亡くし、養殖いかだが流されるなどの被害を受けたがその後も活動を続け、2012年に国連から「森の英雄」に選ばれた。エッセイストとしても活動していた。市によると合併で現在の気仙沼市となって以降、名誉市民の称号を贈るのは初めて。気仙沼市・菅原市長は「重篤さんの打ちたてた考え方が未来永ごう続くように、今回の顕彰という形で表した」などと述べた。
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