就職情報サイトがことし2月、高校生を対象にインターネットで行ったアンケート調査。アルバイトをしている高校生、26.5%でしてこれ前の年と比べると3ポイント程度多くなった。またアルバイトをしている高校生に尋ねたところお小遣いももらっているというのは5ポイント近くこちら減ってしまった。物価高の中でお小遣いは減ってアルバイトをする高校生が増えている傾向が分かる。このアルバイトの目的なのだが複数回答で尋ねたところこちら、いちばん多かったのは真ん中の貯金をしのいで趣味のためが最も多くなった。こうした背景、いわゆる推し活ブームが後押ししていると見られる。高校生のお金事情と闇バイトの危険を取材した。埼玉県内の定時制高校の3年生は親からお小遣いをもらっていない中村は週3日ほどホームセンターでアルバイトをしている。月の収入は3万円ほど。その使いみちとしてアニメのキャラクターを使って動画を配信するVチューバーを応援している。バッジや縫いぐるみなどこれだけで8000円。推し活はお金がかかるという。しかし、お金を必要とする高校生に忍び寄るのが闇バイトだ。埼玉県ではことし、女子高校生4人が闇バイトに応募して特殊詐欺に関わり警察に逮捕された。SNSでバイト探しをしていたところ現金を受け取って運ぶ仕事などと勧誘され詐欺の出し子や受け子として使い捨てにされた。今月、彼女が通う高校で闇バイト防止の特別授業が開かれた。アルバイト情報の入手先は同じ調査で求人アプリや親や知り合いの話が多いもののSNSで探した経験があると答えた人も46.6%に上った。警察は闇バイトから若者を守る取り組みも進めている。