4月に入社した新社会人は働き始めて1か月が過ぎ、職場にも慣れつつある時期かと思う。そんな中、今、若い世代は自分のこれからのキャリアについてどう考えているのかを取材した。きのう、来年春に卒業する大学生向けの企業合同説明会が開催された。ことしの新入社員を対象にした意識調査によると、今の会社で定年まで働きたいと答えた人は21.1%。一方で、チャンスがあれば転職したいは26.4%。「転職したい」が、「定年まで」を上回るのは18年ぶりだという。そこで番組が20代に「あなたのキャリアプランは」と話を聞いた。イベント会社で働く社会人3年目のキャリアプランを見せてもらうと。28歳で転職、31歳で結婚、40歳で親の介護も想定。45歳でフリーランスにと書かれていた。フリーランスとして働く社会人3年目でこれまでに2回、転職した女性は28歳で自分で会社を起業。最終的な夢は35歳のときに「場所にとらわれず生きること」を目標に掲げていた。ことし入社の新社会人が赤字で強調していたのは、28歳で家業を継ぐということ。実家は群馬県谷川岳のふもとにある山宿で、28歳までに経営を学び、家業を継ぐ予定で、今の社長も応援してくれているという。28歳で家業を継いでも、社長になるのは、まだ先のこと。そこで、45歳で社長になるという決意を新たに付け足した。「日々、努力を怠ることなく過ごせば、目標は達成できると思う」と話していた。
住所: 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽220