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「土田ヒロミさん」 のテレビ露出情報

広島に原爆が投下されてから今月6日で79年となる。広島市の原爆資料館では約300点の被爆資料が展示されているが、地下の収蔵庫には2万点の資料が保管されている。写真家・土田ヒロミ(84)は原爆資料館の協力を得て被爆資料の撮影を続けている。約50年前から被爆地を撮影してきた。1995年にも写真集を発表、持ち主が被爆したときの状況など短い文章も添えた。15年前に資料館に寄贈された「手製の人形とリボン」は当時13歳だった女の子が年の離れた妹に作ったもの。爆心地から800mで被爆し全身大やけどを負って翌日亡くなった。当時生後5か月だった妹は爆心地から離れた場所にいて無事だった。土田は「付随する物語をきっちりと付けた状態で残しておくことは意味があるだろうと思う。単なる被災物ではなく日常が壊れた、日常が破壊されたというイメージをもたらすような記録の仕方をしたい」と話す。

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