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「地域公共交通総合研究所」 のテレビ露出情報

インバウンド需要の回復で連日、海外からの多くのツアー客でにぎわっている北海道。こうしたツアー客が利用しているのが観光バス。札幌市内の観光バス会社には、旅行会社などから予約の問い合わせが相次いでいるが、数か月先まで予約を受けられない状況が続いている。理由は、ドライバー不足。この会社はバス37台を保有しているが、ドライバーは33人にとどまり、フル稼働することができない状態。ドライバーなどの不足は、全国のバス事業者で起きている。民間のシンクタンク「地域公共交通総合研究所」が調査を行ったところ、4年前に比べて乗務員などの数が1割以上減少したと回答した事業者が全体のおよそ70%に上った。コロナ禍で退職者が相次いだのに加え、拍車をかけているのが、ドライバーの時間外労働に上限規制が適用された、いわゆる2024年問題。ドライバー不足にどう対応していくのか。観光バス会社では、未経験者の採用に力を入れている。会社では、およそ50万円かかることもあるという大型2種免許の取得費用を負担する制度を新たに設けた。利尻島は特に夏は涼しく、高山植物も見頃なことから、多くの観光客が訪れる。ここで、ドライバーとバスガイドを務めているのが、島には5月から9月にかけて、沖縄県のバス会社から、運転手とバスガイドが派遣されている。会社によると、沖縄県はこの時期、航空運賃が高騰し団体旅行が減る一方で、北海道は団体旅行が増えるため、互いに不足する人員を補っている。

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