広島県廿日市市地御前。早朝5時、まだ暗い海に響くのはカキを水揚げする音。カキの養殖はホタテの殻を岩の代わりに利用し、沖合の筏にワイヤーで吊るして付着したカキを育てる。ワイヤーの留めの部分を切るとカキが一気に抜け落ちる。この辺りの海は栄養分が多くカキは大粒で地御前かきブランドで豊洲市場などに出荷される。