大規模な道路陥没事故から約1年3か月。今も復旧作業が続く埼玉県八潮市。地域の大動脈となる交差点は通行止めが続いていた。今日午前、片側一車線で通行が再開された。車はもちろん、歩行者の姿も戻ってきた。事故が起きたのは去年1月。交差点に突然あいた穴にトラックが転落。運転手の男性が亡くなった。陥没の原因は下水から発生した硫化水素による下水道管の腐食と考えられている。全面復旧には5~7年という月日がかかる見通し。今日の一部通行止め解除はその道のりの一つ。陥没現場近くの住民は「うれしくて見に来た」と話した。陥没現場から約70mに住む木下史江さんは事故を受けて行動を起こした1人。立ち上げたのはチーム虹の架け橋という住民団体。事故が起きた交差点ごしにかつて見た虹を思い出して、名付けたという。下水の悪臭など事故の影響に悩む住民の声を拾い上げ、県などと連携して解決に向けて活動している。
