鴻上尚史は早稲田大学在学中に所属した演劇研究会は100年を超える伝統がありこれまで数多くの名優を輩出した。演劇の面白さについて「その人の本質をあらわにするっていうシステムがある」と話した。在学中劇団「第三舞台」を立ち上げた。劇団を立ち上げたとき自分で表現したい世界とか伝えたいものはあったかについて「重くて軽いっていうのが人生だしそういうように対応する作品を作りたいと思った」と話した。
鴻上尚史は演劇で培った経験を社会に還元したいと考えている。若者や俳優志望を相手に全国各地で開いている演劇ワークショップで自分の思いを相手に伝えるために大切なことを演劇を通して知ってほしいち考えている。新たに立ち上げた虚構の劇団は鴻上尚史の地元で毎年公演を行っている。演劇との出会いについて鴻上尚史は「母親に連れられて演劇鑑賞会を見たこと」と話した。2020年新型コロナウイルスの影響で演劇やワークショップが中止になった。鴻上尚史はやりきれない思いを抱えながらも演劇と向き合い続ける覚悟をあらたにした。演劇は遠いところのものって思っている人たちを振り向かせたい思いはあるかについて「だから出ている」と話した。日々の生きていく中で演劇がどう役立つかについて「自分じゃない人間になるってことはエンパシーの能力を育てられる数少ないシステム」と話した。今後の目標について「面白い芝居を作り続けること」と話した。