大学三大駅伝の「出雲駅伝」で、駒澤大学の篠原倖太朗、佐藤圭汰が区間賞に輝くなど、圧倒的な強さを見せつけ、大会新記録で優勝。次戦の全日本大学駅伝は106.8kmで、大学三大駅伝に出場経験のある和田正人は「優勝校でも制するのは容易ではない」と話す。さらに大学三大駅伝で27度の優勝に導いた大八木弘明氏は監督を退き、藤田敦史氏が新監督に就任。藤田氏はカリスマ性のある大八木氏と違い、発する言葉にはまだ重みがないと、生徒たちとの対話を重視している。選手毎に助言や練習メニューを変えるなど、観察眼を備えていた。
出雲駅伝の3区はエースがひしめくなか、10000mの自己ベストがチームで17位の山川拓馬が抜擢された。藤田監督は山川が向かい風を得意とし、チャレンジ精神旺盛なところは三区向きと判断したといい、日本人トップのタイムをマークした。
出雲駅伝の3区はエースがひしめくなか、10000mの自己ベストがチームで17位の山川拓馬が抜擢された。藤田監督は山川が向かい風を得意とし、チャレンジ精神旺盛なところは三区向きと判断したといい、日本人トップのタイムをマークした。