子どもたちに食事や居場所を提供する子ども食堂。物価高騰の影響などもあり全国的に増加する中、飲食店の女性店主が始めた子ども食堂の食事だけではない、新たな取り組みを取材した。先月30日、初めて子ども食堂をオープンした東京・杉並区の飲食店「大分居酒屋 まな愛」を紹介。店主・長門真奈さんが透明な手袋を配り、近所のごみ拾いをした。こうした活動を思いついた店主・長門さんは、高齢者のケアマネジャーを務めていたが、コロナ禍の2021年、間借りで飲食店を立ち上げ、2023年に自分の店を持つまでになった。ごみ拾いを企画したことについて「一緒に何かお手伝いをして、それに対して食事を“お礼として提供する”形にしたいなと」と語った。料理を盛り付けるのは子どもたち。普段子育てと家事で忙しいお母さんは食べる専門で、後片付けも子どもたちが手伝った。食事を提供するだけではない子ども食堂の取り組み。
住所: 東京都杉並区西荻北3-20-9 三保荘 1F