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「大塩地区(福島)」 のテレビ露出情報

福島県・北塩原村の「山塩」は大塩地区・大塩裏磐梯温泉の、大昔に海底だった地層の塩分を含む温泉水から作られている。温泉水は温泉街から1kmほど離れた工場に送られ、まきをたいたまき釜で均一に煮詰めながら塩の結晶を作る。釜が煮立つ部屋の室温は60度、真夏では80度に達する日もある。釜はぐつぐつと沸騰させず、ゆっくり蒸発させながら大きな塩の結晶に仕上げている。まきの火力調整では水分を含むまきを多くくべながら温度を調整、釜の温度を80度程度に保ちながら蒸発させている。塩の結晶は液面に作られ、その後釜の底に沈んで育っていく。塩化ナトリウムは塩分濃度が25%を超えると結晶化、それ以外のミネラル成分は30%を超えると結晶に加わるが、濃度が上がりすぎるとミネラルが多すぎて苦味のある塩となるため、最適な濃度まで煮詰めて塩を取り出す。その後も丸一日乾燥させる、まきの燃えかすなどを手作業で取り除くといった作業がある。工房の主人のおすすめは、村特産のアスパラガスを塩でいただく。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年7月31日放送 12:20 - 12:45 NHK総合
うまいッ!(うまいッ!)
福島県・北塩原村の大塩地区で山塩づくりが復活するまでの経緯を、地元の人に聞いた。10軒ほどの旅館があったが廃業が相次ぎ、旅館は残り2軒に。山塩の復活で村おこしを図ったという。昔の塩の作り方の記録が残っておらず、家庭用の土鍋で温泉水を煮詰めて塩を作ろうとするなど試行錯誤した。土鍋では焦げる、鉄鍋では鉄分を含んだ苦い塩になるなどし、現在のステンレスの大釜に行き着[…続きを読む]

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