ブラインドボクシングは、愛知県名古屋市で考案された視覚障害者向けのボクシング。コロナ禍で中止となっていた全国大会が5年ぶりに名古屋市で開催された。この戦いに優勝候補として挑んだ男性・大川一樹さんを取材。得意なパンチは左ボディ、月に一度行われる練習会に参加している。大川さんは16年前、子供が生まれた頃にボクシングを離れ、直後に緑内障と診断を受けて40歳の時に全盲となった。ニュースでブラインドボクシングを知り、運動をやりたいという気持ちが膨らみ練習会に参加したという。試合はトーナメント方式、45点満点で得点が高い方が勝利となる。大川さんは準決勝で1点差で敗れ3位となった。大川さんはボクシングは家庭と同じくらい大切な自分の生活の軸となるものだと話した。