クマの目撃数が過去最多になっている新潟。関川村の杉林では、クマに木の皮を剥がれる「クマ剥ぎ」の被害。剥がされると成長が止まり、製材品には使えなくなる。村の森林組合と企業は、被害を受けた杉から使える部分だけを取り出した「ベアウッド」の商品をクマの被害を明示したうえで販売。クマ剥ぎの影響は中まで及んでいる場合もあるため、どれだけ製剤が可能なのかを見極めるのが難しい。地元の杉を使ってもらい林業を活性化させ、山に人の手が加わりクマ被害を減少させる狙い。