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「大根の酒かす煮」 のテレビ露出情報

今回は長野県飯山市の小菅山。童謡「ふるさと」を作曲した国文学者の高野辰之が中学生の頃過ごしたのが飯山市で、現在も豊かな里山が広がる。一緒に登るのは乙葉。2人は棚田を発見。石垣は室町時代に気づかれたものだという。軒先のため池では集落の人が野菜を洗っていた。今回は全長2.5キロ、1時間40分の行程である。
登山口には立派な鳥居があり石段が続いていた。登山口から20分、急登が始まった。標高800m地点では千曲川を望むことができた。生い茂る木々の奥には不動岩があり、不動明王像が置かれいた。誰が置いたかは地元の人でも分からないという。
不動岩から歩いて15分。立派なお社があった。1200年以上の歴史がある 小菅神社 奥社で岩に食い込むように建てられた社殿は室町時代後期のもので、国の重要文化財にも指定されている。山伏の志田さんによると小菅は北信の三大修験道場のひとつとされる。かつて小菅さんの麓には寺院や宿坊などが建ち並んでいたが、麓で立ち寄った集落はこの跡地に建てられたもので、ため池や水路も神社などのために設置された。1567年の川中島の戦いで元隆寺は焼き払われ、現在の集落ができた。小菅山には修験道で栄えたはるか前から、原始の信仰があったという。
山頂までは40分。再び急登が始まった。ブナの原生林は黄金色に染まっていた。小菅山の山頂は深いブナの森の中だった。
下山の後は大根の酒かす煮を肴に乾杯。乙葉は「信仰の深さとか、人の思いの深さがつまった山だなというのを感じた。神様に導かれたような神聖なイメージでした」と振り返った。

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