きのう白菜農家を訪ねると今年の記録的猛暑で全滅した白菜を初めて植え替えをしたところ2ヶ月後には豊作となり巨大白菜がみられた。東京大田市場では今週一気に冬野菜が出てきたという。白菜などは夏の終わりは生育が悪かったが秋の始まりのものは平年並みになってきているということ。冷え込んだことからスーパーには鍋用の食材を買い求める客が多く、白菜が一番お買い得で白菜1/2で99円だった。今月に入り鍋に使用される野菜が安くなってきているといい大根は140円から96円、小松菜108円が42円などで例年より高騰しているのはネギだけだった。ドサっと出てきている状態なので客にとってはチャンスということ。白菜農家松島さんは「出来も10月の暖かさで良い状態の白菜に仕上がっている」と話し良い白菜の見分け方は持った時に重たく、葉がしっかり詰まっているものと紹介した。仲卸業者は白菜の供給は当面間豊作傾向で安定した価格で販売でき、寒暖差で糖度がのっくるとさらに美味しくなるなどと話した。