渡辺謙・宮沢氷魚・藤並プロデューサーが登壇。宮沢は渡辺謙から呼吸をアドバイスされ自分のペースでできるようになったという。時代劇は音圧や文言も複雑でテクニカルな部分が多く、フィジカルな部分は自分で気づけないという。渡辺謙は宮沢について変わったというより変わらないといけなかったなどと語る。
撮影現場の裏話について。田沼家は元々、身分が低い家柄だった。家柄を書き換えて良いと家系図を渡される。このシーンを撮った深川貴志監督が急遽、登壇。池は小さく、距離があるなか届かないので投げるシーンだけ撮影をして、あとは浮いている家系図を撮ると計画されていた。だが渡辺謙は面白くないとNGなく1発で投げ入れ、落ちて欲しいところにピンポイントで入ったという。数々の大河ドラマに出演してきた渡辺謙でに撮影当初は不安があったという。
続いて田沼意次の人物像。わいろ政治家という悪名もあるが近年、歴史研究が進み意次の評価が見直されている。今年2月、意次の人柄が分かる史料が牧之原市の旧家で発見された。1780年の意次の様子が記された覚え書き。警備のために規制しないといけないが意次は放って置いて構わないと指示された。意次は晩年に遺訓・教訓を残している。そこには身分の低い者に対して丁寧に丁重に扱いなさいと残している。
次は共演者について。田沼親子を支える家臣・三浦庄司を演じる原田泰造さん。基本的に緊張感のあるシーンが多いが、原田泰造さんがいると柔らかい雰囲気になるという。また3人のシーンはとにかく巻いて撮影しているという。原田さんは宮沢さんの生い立ちに興味を持っていて生まれたときから現在の話をしたと明かした。続いて第15回「死を呼ぶ手袋」のシーンについて。渡辺さんは「印象的な台詞だったのはお金は頼りになるかもしれないが本当に困った時に頼りになるのは刀と米。まさしく今。経済は大事だが食べること、生きていくことに大事なことは何なのかを考えろというのを自分自身に釘を差されたような台詞」などと語った。今後、田沼親子と蔦重が交流を持っていく。蔦重の力を借りて作戦を考えたり、行動に移るので中盤戦にかけての見どころとなる。
牧之原市にある平田寺。意次が父の供養を託した寺。トークイベントの日、渡辺謙・宮沢氷魚が訪れた。大河ドラマ「べらぼう」。牧之原市に縁のある田沼親子の活躍から目が離せない。
撮影現場の裏話について。田沼家は元々、身分が低い家柄だった。家柄を書き換えて良いと家系図を渡される。このシーンを撮った深川貴志監督が急遽、登壇。池は小さく、距離があるなか届かないので投げるシーンだけ撮影をして、あとは浮いている家系図を撮ると計画されていた。だが渡辺謙は面白くないとNGなく1発で投げ入れ、落ちて欲しいところにピンポイントで入ったという。数々の大河ドラマに出演してきた渡辺謙でに撮影当初は不安があったという。
続いて田沼意次の人物像。わいろ政治家という悪名もあるが近年、歴史研究が進み意次の評価が見直されている。今年2月、意次の人柄が分かる史料が牧之原市の旧家で発見された。1780年の意次の様子が記された覚え書き。警備のために規制しないといけないが意次は放って置いて構わないと指示された。意次は晩年に遺訓・教訓を残している。そこには身分の低い者に対して丁寧に丁重に扱いなさいと残している。
次は共演者について。田沼親子を支える家臣・三浦庄司を演じる原田泰造さん。基本的に緊張感のあるシーンが多いが、原田泰造さんがいると柔らかい雰囲気になるという。また3人のシーンはとにかく巻いて撮影しているという。原田さんは宮沢さんの生い立ちに興味を持っていて生まれたときから現在の話をしたと明かした。続いて第15回「死を呼ぶ手袋」のシーンについて。渡辺さんは「印象的な台詞だったのはお金は頼りになるかもしれないが本当に困った時に頼りになるのは刀と米。まさしく今。経済は大事だが食べること、生きていくことに大事なことは何なのかを考えろというのを自分自身に釘を差されたような台詞」などと語った。今後、田沼親子と蔦重が交流を持っていく。蔦重の力を借りて作戦を考えたり、行動に移るので中盤戦にかけての見どころとなる。
牧之原市にある平田寺。意次が父の供養を託した寺。トークイベントの日、渡辺謙・宮沢氷魚が訪れた。大河ドラマ「べらぼう」。牧之原市に縁のある田沼親子の活躍から目が離せない。