今年1月に指定野菜へ追加が決定したブロッコリーの値段が高騰している。きのう387円だったが先月より200円近く上がっていた。今年3月の大雨や4月に暑い日が続き腐ってしまい出荷量が減少したのが高騰の原因だという。価格をキープしているのが冷凍ブロッコリーで都内スーパーでは「約1年ほど値上げはしていない」という。価格安定の理由としてインテージ・市場アナリスト・木地利光さんは「天候によって生鮮野菜の価格が上昇する中で冷凍野菜については広大な農地を活用するなどして計画的に大量生産することができる」などと話した。冷凍技術も進化、楽天農業・岡工場長は「氷点下18度以下で瞬間凍結するのが独自の技術」と紹介した。最初はほうれん草、ブロッコリー、小松菜のみだったが他の野菜でも玉ねぎのみじん切りや里芋などラインナップは30種類以上に増えたという。海外産のイメージが強いが楽天農業は国産有機野菜を提供している。都内で冷凍野菜が100種類あるスーパーで聞いた時短レシピを紹介、カレー野菜のミックスが便利で和風野菜ミックスでけんちん汁などがおすすめだと話した。家庭での野菜冷凍方法についてニチレイフーズによると、ブロッコリーはして下茹でせず生のまま冷凍がよく食べる際も冷凍のまま加熱調理するといい。ホウレンソウはゆでて冷凍。キャベツは食感が変わるので加熱調理が〇、ダイコンは冷凍して煮ると味がしみやすい。