女装愛好家のキャンディ・H・ミルキィさん。3人の息子の父親でもあり、41歳当時は写植屋を営み妻子を養っていた。家族で内緒で借りているアパートで女装を楽しんでいた。1952年に大田区で生まれ、姉の服を間違って着させられたのが女装の原点。25年前に妻と離婚。3年前に脳梗塞を患い退職し年金と清掃アルバイトで暮らしている。終活を進めるキャンディさんは同友の三橋順子さんと再会。トランスジェンダーの第一人者の1人として活動する三橋さんは「90年代の状況でキャンディさんも私もよくやっていた」と振り返る。生まれ変わったら?の質問にキャンディさんは「男に生まれて女装を楽しみたい」と明かした。