スーツに革靴姿で入社式に臨んだ新社会人。働き盛りの40代会社員の足元はスニーカー。リモートワークやオフィスカジュアルが広がっていることでビジネスシーンの革靴が減っている。経済産業省によると、去年の紳士用革靴の販売金額は約165億円。10年前から100億円以上減少した。革靴離れが進む一方で、スニーカーの市場規模は右肩上がりに拡大している。老舗の革靴店も動き出している。明治5年創業の大塚製靴は日本一古い革靴店。新たに開発したのが革靴風スニーカー。レザースニーカーは靴底にクッション性が高い軽量ゴムを使用し、革靴に比べて150g軽くスニーカーに近い履き心地。ハイブランド「エルメス」も使用する最高級の本革をフランスから輸入している。全工程を職人が手作業で行う。レザースニーカーには国産の本革を使用し、職人が高級感ある靴に仕上げるため見た目はほぼ革靴。メインの革靴作りも改良を重ねながら取り組んでいる。
