人を襲い、ときには死に至らしめるスズメバチ。先週日曜日、北海道芽室町にあるテニスコートで男女17人がハチに刺され軽傷を負う被害にあった。襲ったのはスズメバチとみられている。スズメバチは、7月になると活動が活発化し、巣の駆除に関する相談が全国的に増加する。夫婦でハチの巣駆除を行っている内山周士さんと妻・千沙都さん。この日2人が最初に依頼を受けた住宅では、倉庫の棚の裏にメロンほどのサイズのスズメバチの巣を発見。昼間は全てのハチが巣の中にいるわけではないので、一網打尽にするため夕方以降に駆除作業を行うという。今年は空梅雨の影響でハチの活動が特に活発。あまりの依頼の多さに夫婦別行動で駆除に向かわざるを得なくなっているが、夫婦のピンチに現れたのは、中学生の長女・紗綾さん。来年高校生ハチハンターとしてデビューする予定。もしスズメバチの巣を見かけたら絶対に近づかず、自治体や駆除業者などに相談してほしいという。
