甲州大石紬織物は山梨県で作られている絹織物。工程のほとんどが手作業で糸は20粒の繭を引き合わせる。甲州大石紬織物最大の特徴が2種類の糸で織ること。経糸には本繭緯糸には玉繭を使用する。富士河口湖町大石では江戸時代から養蚕が盛んで売り物にならない玉繭を普段着用の着物を織ってきた。そこから織物産地に発展した。全盛期には250戸の農家年間約3400反生産してきた。しかし、着物の需要が減少し現在作れる人は1人のみ。今は5人が作り方を学んでいる。
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