きょうのポイントは「物価高を超える賃上げはできる!」。修造さんは「”賃上げできる”って言えるくらい前向きな情報がたくさんある。専門家ではないので皆さん、共有していただきたい。きょうは3つのワードをお伝えしたい。まずは『チャンス』という捉え方。ある意味”苦しいからこそチャンス”という捉え方ができる。2つ目は『チェンジ』。メンタル的なサイドではなく、自分からチェンジしていくということ。3つ目は『チャレンジ』。中小企業で継続的に賃上げできているところもある。挑めば変わっていくということ」などと話した。ロシアのウクライナ侵攻により原油が上がり運搬費用が高騰している。日本経済の現状は2020年より物価指数が7.1%上昇している。海外も同様に物価は上っているが、他国と異なるのは日本は30年間賃金がほとんど上っていないこと。賃上げできない理由の1つには物価の停滞がある。日本では物価は上っているが短期的なもので長期的に見ると全く上っていない。萩谷さんは「物価高と言いながら上っていなかった。つまり賃金がいかに上っていないかということ。もともとバブル崩壊後って、賃金を上げずに企業のコストを削減しようということだったと思う。だから安く使える非正規の人たちが増えて企業がいつでも切れるようにして、非正規の人たちが安く雇えたら正社員の賃金も上がらない。その構造を改革しないと賃金が上がらない」などと言った。