きょうから6月。電気、ガス料金が値上がり。食品などの値上げも続いていて、どれくらい負担が増えるのか取材した。大阪府堺市の鮮魚店・大起水産まぐろパーク堺本店では、高知県産天然マグロが客の目の前でさばかれていく。鮮度を保つために保存方法にもこだわっている。店の人が気にしているのは値上がりする電気代。政府が物価高対策として行ってきた補助金がきのうで終了。東京電力エリアは去年の同じ月から1544円上がり、上昇率は20.9%。関西電力の上昇率は最も高い46.4%。取材した鮮魚店では大型の冷蔵庫、冷凍庫、ショーケースやレジなど電気を使うものだけで140以上。電気代の負担が重くのしかかる夏の暑さ。去年は観測史上最も暑い夏となったがことしも災害級の暑さとなる可能性が指摘されている。更なる懸念が氷の製造。氷ができるのに3日以上かかることもあるという。
電気代値上がりの影響は医療現場にも。埼玉県富士見市のクリニック。耳鼻咽喉科として外来診療や手術などを行っている。治療に欠かすことのできない医療機器はほとんどが電気を使う。武田耳鼻咽喉科・武田桃子院長は11~12万円毎月かかっているみたい、医療の質の高さを保ちたいからすごくジレンマはあります、などと話していた。医療費は国で定められているため電気代が値上がりしても患者に転嫁できないという。
電気代値上がりの影響は医療現場にも。埼玉県富士見市のクリニック。耳鼻咽喉科として外来診療や手術などを行っている。治療に欠かすことのできない医療機器はほとんどが電気を使う。武田耳鼻咽喉科・武田桃子院長は11~12万円毎月かかっているみたい、医療の質の高さを保ちたいからすごくジレンマはあります、などと話していた。医療費は国で定められているため電気代が値上がりしても患者に転嫁できないという。
住所: 大阪府堺市北区中村町