紫外線には「UV-A」と「UV-B」がある。「UV-A」は肌の奥に影響し、たるみ・しわ・肌の老化の原因になると言われている。「UV-B」は肌の表面に影響し、しみ・そばかすなどの原因となる。日焼け止めに表示されている「PA」は「UV-A」を、「SPF」は「UV-B」を防止する効果を示している。この2つに加え2022年には「UV耐水性」の表示(2段階)ができている。大野医師によると、紫外線防止効果の高さだけでいうと数値が多い(「SPF50・PA+++」など)方が良いが刺激が強い傾向にあるため、肌が弱い人や子どもにはあまり高くない方が良い。日焼け止めの塗り直しについては2~3時間に一度が望ましい。また、肌に馴染むまで時間がかかるため、出かける30分ほど前に塗ると効果的だそう。