朝7時のブルックリンの小学生の登校風景。自転車通行で親やボランティアなどが並走し安全を確保している。黄色いゼッケンをつけたボランティアが車に注意を促しながら走る。Bike Busと呼ばれ2年前にスペインバルセロナで始まり欧米いくつかの都市に広がっている。1年前にバイクバスを立ちあげた小学校教諭エミリー・スタッツさんは通学に自転車を使用することでより持続可能な社会づくりに貢献したい思いがあるという。周辺に多くの小学校がある約8キロのルートを設定、家の近くで合流し各小学校そばで離れる。バイクバスは毎週水曜日に実施、携帯電話のGPSトラッカーをオンで参加者がリアルタイムで分かるようにし、大音量の音楽は安全対策なだけでなく楽しく登校するためという。エミリーさんは「NYのほとんど地域でこどもは安全に自転車通学できない、集団で自転車通学することでドライバーの注意を喚起し事故が起きないようにしている」と話し「パンデミックや気候変動など問題に直面しているが自転車のようにシンプルなものが解決策になるだけでなく楽しく健康や環境にもいい効果がある」などと話した。