「最後の砦」と言われる税関。関西空港では万博が開幕した4月の利用者は285万人で、国際線の旅客数は過去最高になっている。今、タバコの密輸が増加していて、1万本のタバコや偽ブランド品を持ち込もうとして摘発される外国人もいるという。しかし、税関ではより悪質な密輸が摘発されていて、大阪税関関西空港税関支部・岡澤孝治次長によると、金を密輸した人物は金を粘土状にして体内に入れて隠し持っていたという。また今最も警戒しているのが万博を狙ったテロだという。こうした中k、駐機場のすぐ近くにある税関取締本部は検査場ではできない方法で密輸を摘発している。取締部門は空港内のあらゆる場所を抜き打ちで巡回して異変を見つける。不審な動きをしている従業員がいないか確認したり、降りてくる乗客の中に不審な人物がいないか目視で確認するという。