横浜のタクシー運転手、分部さんに以前訪れた「天丼屋 豊野丼」へ再び連れて行ってもらった。店主の山野さんは20年以上魚市場に勤務し、42歳の時に天丼専門店をオープンした。放送の反響で35人の行列ができたこともあったという。最も忙しい土曜の営業日に密着させてもらった。朝6時から15升の米を炊き下ごしらえを済ませた。営業中は行列が絶えず、客も協力して店を回していた。14時半に昼営業が終了。夜営業開始の30分前に行きつけの蕎麦屋で食事を済ませ、17時に夜営業を開始した。店には旬の食材を使った期間限定メニューがあり、この時期は牡蠣天丼が人気。山野さんの娘2人はアメリカに暮らしており、9月には1か月間アメリカに招待された。山野さんは14時間立ちっぱなしで約200人の客を捌いた。