出雲大社の大祭礼は毎年5月14日から3日間にわたって行われる最も大きな祭り。初日のきょうは、まず的射祭が行われ松が立ち並ぶ松の参道で神職がおよそ15メートル先の大きな的に向かって矢を放ち境内をはらい清めた。続いて例祭が行われ多くの参拝者が静かに待つ中、天皇陛下の使いが贈り物の五色の絹織物などを納めた唐櫃を担いだ担ぎ手を従えて本殿へ向かった。贈り物は神前に供えられた。例祭にはおよそ400人が参列し厳かな神事を見守っていた。大祭礼は、あさってまで行われ神楽の奉納や大茶会などが開かれる。
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