江戸名所博士の太田記念美術館学芸員・渡邉晃さんの案内で、浮世絵を手がかりに東京都港区に残る江戸時代縁のスポットを調査した。地下鉄「虎ノ門ヒルズ駅」近くに突然現れる愛宕神社は、1603年に徳川家康の命により防火の神を祀る目的で創建された。長い石段は「出世の石段」で、「登り切ると出世運が上がる」と言い伝えられている。出世の石段と言われるようになったきっかけも、浮世絵に残っているという。三代将軍の徳川家光が「石段を馬で駆け上がって梅の枝をとってこい」と命じたところ、曲垣平九郎が手を上げて一気に駆け上り梅の枝を献上したという。当時無名だった曲垣平九郎は「日本一の馬術の名人」として全国に知れ渡った。境内には、曲垣平九郎が家光に献上したと言われる梅の木が残っている。
住所: 東京都渋谷区神宮前1-10-10
URL: http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/
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