アジア大会卓球で早田ひなは準決勝で世界ランク4位の王芸迪を破った。前回の今年5月の世界選手権では対戦をして勝った時はラリー戦で粘り強くミスを誘うプレイが多かったが、今回はチャンスを作り両ハンドの強打で点数をもぎ取るプレイが多かった。決勝では敗れたものの世界ランク1位の孫穎莎に対しラリーでの攻めに対応した。早田選手はラリー戦でも自分のチャンスボールにつなげる展開を見せ、平野美宇選手や張本美和選手もラリー戦で中国選手と互角に戦った。早田ひなの高いトスをして出す投げ上げサーブについて、レシーバー側からするとサーブの回転量が低いトスよりも多く前に入るタイミングが難しくなる。早田選手はレシーブの技術が上がるとより対等に戦えるのではという。