ことしの夏スズメバチに異変が起きていた。駆除の依頼があったのは茨城県守谷市の閑静な住宅街。一軒家の2階の屋根の下にキイロスズメバチの巣ができていた。キイロスズメバチは刺されると激しい痛みと腫れがあり、最悪の場合死に至る。住宅街に巣を作ることが多く、最も人に危害を加える危険なハチといわれている。今年の巣には危険な特徴がある。暑さで例年より巣作りの時期が早まり巣が大きく成長しているのだという。活動時期が早まっている分、人を襲うリスクも高くなっている。今回は掃除機を改良した吸引器で吸い込む作戦。作業開始から15分でハチの数が減ってきた。巣を撤去し駆除が完了。駆除したのは直径約30cmの巣と500匹ほどのキイロスズメバチだった。