ここまで、97年放送「ドキュメントにっぽん 米はドンドン作ればいい ~岩手・東和町長の挑戦~」を再放送。ゲストの中垣内さんは「小原町長の政策は素晴らしいが時期が早かった」などコメント。農家が反対していたことを「自然な反応」とし、当時の国の減反政策に疑問を持っていた農家は他にもたくさんいたことを指摘。減反は今も事実上続いていることから、「農家にとって田んぼは資本」「簡単に減反をやめるのは難しい」と指摘。政府の増産方針については「理屈的には可能」とし、「消費者と生産者がそれぞれ考える適正価格には乖離がある」「今の価格は農家にとっても高い」と指摘。小原町長は引退後も自立した米農家の重要性を説いていた。
