2時間50分に渡る熱戦となった夏の甲子園決勝。8対2で慶応高校が107年ぶりとなる優勝を決めた。当番組は慶応高校の地元・日吉商店街の一喜一憂を取材した。全国3486チームの頂点を極める決勝に進んだのは前回大会の優勝校・仙台育英高校と慶応高校である。注目された試合はいきなり動き出した。慶応の先頭バッター丸田選手が仙台育英・湯田選手の5球目を打ち返し先制HRとなった。丸田選手は2回表にもタイムリーヒットを放ち追加点を叩き出した。一方、仙台育英も内野ゴロなどで2点を返すが、5回に慶応が5点追加し6点差となった。9回表の慶応高校の打席に清原和博さんの次男・清原勝児選手が立つと甲子園に大歓声が響いた。勝児選手はフォアボールを選んだもののこの回は無得点となった。そしてリードを保ったまま2番手ピッチャー小宅選手がきっちり抑え、107年ぶりとなる優勝を決めた。